内面まで細かく描かれ好きな作品

童子、早歩もお互い出会った事で、変わっていくのが良い。確かに子供を持てば、今まで気付かなかった事へ気付いたり、行事や季節の変遷等も敏感になったり。

そして今まで「自分一人で何でも出来る」そう思っていた彼女が、仕事仲間や、お客、弁護士の十川親子に支えられてると気付く。

二人共、両親を亡くした過去を持ち、知らず々のうちホテルへ、家族を求めた背景へ気づく。童子は皆から可愛がられ愛され、友達ができ成長する。

子供の気持ちが分からない、悩む早歩に「血の繋がった親子でも、分からないもんだ」と言う十川弁護士。

同じ職場の女性が、子供を預ける場所が無く職場復帰が遅れた、そういう話はリアルだねぇ。似たような境遇の若い母親には、ぴったりハマる漫画だと思います。

シックボーのルールで一番熱い部分なんだ

サイコロ3個をディーラーが振り、出目について予想をし、自分が予想した通りなら勝ちとなり、またそれに対応する配当金がもらえるのが、基本的なシックボーのルールです。

サイコロは初めから密閉された、中味が分かりやすい容器に入っていて、直接誰も触れる事が出来ないようになっているので、どんな結果が出るかすぐに分かる仕様。

シックボーのルールは単純で、ルーレットとサイコロゲームが一体になってる感じだね。

ゲームを行う専用テーブルには、数字や賭け方が描かれてる為、自分が賭けたい数字にチップを置くだけ、シックボーのルールは非常に簡単でしょ?

合計が11から17の大きな単位、あるいは4から10の小さな単位どちらになるかを予想したり、1から6の中で3個とも同じ、または3個とも自分が予想した数になるという、複雑な方法までがあり、複雑なほどもらえる配当金額が高くなります。

ここがシックボーのルールで一番熱い部分なんだけど、面白さって伝わってるかな?

お試しセットで丸く収まればいいな

どう眺めようと変わらず、目前にあるのは、割れて散らばった急須。やっちまった、ばぁちゃん愛用アイテム落として粉々。

チラシを見ながら、可愛くほしいと話す姿が浮かび、お詫びを兼購入。チラシ片手に即行電話、一番早いお届け希望、何とか丸く納めたい。

これから状況説明に向かう。話始めると、寂しそうな表情を一瞬浮かべたけど、笑顔で気にすんなって言ってくれた。

期待し待つとさ。うぅ、気を使わせちゃったな。挽回せねば、お別れする時間はそれほど遠く無いからさ。

一週間経過後、ピンポーンが鳴り、白い段ボールを受け取る。リビングで開封、期待の急須は可愛い!

想像以上の出来栄え、大喜びし、こいまろ茶を作るよう急かす。作戦大成功、今まで以上に毎日飲むペースがアップ。ずいぶん好きな味らしく、出費がかさむじゃん。

継続購入決定、自分で蒔いた種とはいえ、代償はお高くなりましたね。長生きせーよ。

衝動買いした言い訳を探す

「年齢に合った化粧品を選ぼう!」そんな煽り文句の広告が目に付く。ふと今使っているものを思い浮かべてみると、そういえばティーンエイジャーの頃から同じものを使っている。

特にトラブルも無かったので、変えよう等と思った事も無かった。でももう既に変えた方がいいのかもしれない。

一度気にすると何となく不安に感じてしまうもので、そのまま誘われるように広告を掲げていた店に入ってみた。

さてどうしようかと考えていると、私と同い年ぐらいのとても綺麗な美容部員さんが声を掛けてくれる。やっぱりこういう所に勤めている人は違うなぁ。

何て思いながら凝視してしまっていたことに気付き、少し慌てながら尋ねてみた。この人が教えてくれる事は、何でも信じてしまいそうだ。

実際プロだから信じていいんだろうけど。慣れた様子で話す説明はとても聞きやすく、時折質問もしながら色んな事を教えて貰う。

その姿は憧れの女性像そのものだった。やっぱりプロは凄いね。そう思いながら店を出た私の手には、購入したアイテムがしっかり握られていた。衝動買いだけど、これであの人にちょっとでも近づけるなら良しとしよう。

別腹ってのと同じかな

自然や健康食品等は目の前に並べられただけで、身が引き締まる思いがする。つい、背筋が伸びてしまうのだ。

そんな姿勢で口にするせいか、感想も「体に良さそう」に尽きる。美味しかったはずなのに、「ショクジをした」ではなく、「ショクモツを摂取した」という気分になるのは何でだろう。

もちろん、私の純然たる思い込みだろうけど。

対して、体に悪いとされる食べ物は、何であんなに美味しそうなんだろう。インスタントやジャンクフード、味の濃い脂っこい料理…、ダイエットしてるのに、口にした後は必ず後悔するのに、目をそらせない。

贅肉や吹き出物には目をつぶって、多少の罪悪感には蓋をして、手を伸ばしてしまうのが常なのだ。

勉強や刺激に心が洗われる、そんな機会はとても大事だけど、仲の良い友達とゴロゴロしながら愚痴を言い合う時間は別物。

女性お得意の「別腹」。たぶん、そういうこと同じなんだろう。

目をつけて本気になる

昨日頼んでおいた家の写真、いくつ位集まっている?はい、今ルーヴィスさんの方に、どなたか紹介していただこうと思って連絡していましたが、返事待ちです。

なによ~、そんな大げさなものじゃなくていいんだってば。あなたがこれがだと思う施工例を、その資料の中からいくつか抜き出せばいいだけでしょ。

そんな事やってたら、どれだけ時間があっても足りないよぉ。

いや先輩!今の時代にとてもあった改築方法だと思いませんか?いくら見た目が立派で大きな家でも、住む人が住みにくい家なんて意味ないじゃないですか。

ですから、この良さをもっと多くの人に解ってもらうためにも、そんな出来合いのものじゃなくて本物を載せる必要があるんです。

えっ、そっ、そうなの?じゃ、本当に減築リフォームした図柄と家族のインタビューを取って来て下さい。ただし、期限は今週一杯だからね。

わかりました。なんだアイツ、人が変わったように仕事しだして。好きな娘でもできたか~?えっ、まさか私じゃないわよね!

バッケージが印字された段ボール

今日から新しいおもちゃ?いや違うか、英語教材っていうのが正しいよね。実際に我が家にきてみると、さすがにデカい箱にビビる。評判は結構いいよ。

アピールしまくりのバッケージが印字された段ボールを開けると、ピッタリとハマってるサイズのカラーバージョンの箱がでてきた。カッターで綺麗に開けると、中身がギッシリ。

フルセットだから、すげー量がある。でも全部出してみると、紙パズルは片付け用に別箱が付いてるじゃないか。うーん、仕方ないとは思うけど、入ってた分だけ置くスペースが必要になるとは、おそるべしマミートーク。

最初は充電しないといけないみたいだから、イタズラされない場所でやろう。山ほどあるパズルは正直重くて、子供達が色んなところに散らしたら、回収するのに一苦労しそう。

遊ばせる前に、しっかりと片付けをするように教育しとかないと。毎日散らかされたら、私の体が持たないよ。

最悪も想定して何か対策を考えておいた方が身の為になりさう。っと、そろそろ充電が完了する頃だな。

まっすぐ家に帰る気が起こらず

同期入社の早苗はもっぱらきれいになったと社内で評判だ。私と同じ43歳、確かに30代に見えるかも。すごく若々しい。給湯室で彼女を捕まえ話を聞く。「実はね・・プチ整形なんだ」

ボットクスという菌を注射すると筋肉を麻痺させシワを無くせるらしい。そのはりのある肌を見れば、私も挑戦してみたいが、でも正直怖い。

何となくまっすぐ家に帰る気が起こらず、立ち寄った本屋で、雑誌をめくる。ふと目が止まる。女医コスメ、未来のアイテムだそう。

美容医療のドクターが開発らしい。美容液でヒアルロンサンの注入が出来るとある。これならと思った。これなら、綺麗になれるかも。

雑誌を買って家路を急ぐ。着替えもそこそこにページを開く。フィルムのようなシートを、気になる部分に貼るらしい。

すでに頭の中では、若返った私が、早苗をびっくりさせている。「よし!」、電話口に向かい早速注文した。届く一週間後が待ち遠しい。