内面まで細かく描かれ好きな作品

童子、早歩もお互い出会った事で、変わっていくのが良い。確かに子供を持てば、今まで気付かなかった事へ気付いたり、行事や季節の変遷等も敏感になったり。

そして今まで「自分一人で何でも出来る」そう思っていた彼女が、仕事仲間や、お客、弁護士の十川親子に支えられてると気付く。

二人共、両親を亡くした過去を持ち、知らず々のうちホテルへ、家族を求めた背景へ気づく。童子は皆から可愛がられ愛され、友達ができ成長する。

子供の気持ちが分からない、悩む早歩に「血の繋がった親子でも、分からないもんだ」と言う十川弁護士。

同じ職場の女性が、子供を預ける場所が無く職場復帰が遅れた、そういう話はリアルだねぇ。似たような境遇の若い母親には、ぴったりハマる漫画だと思います。