内面まで細かく描かれ好きな作品

お互い出会った事で、変わっていくとこが面白い。確かに子供を持てば、これまで気付かなかった部分へ気付いたり、行事や季節の変遷等へも敏感になったり。

「自分一人で何でも出来る」そう思っていた彼女が、仕事仲間やお客、弁護士・十川親子に支えられてると理解する。

二人共、両親を亡くした過去を持ち、家族を求めた背景を知る。童子は皆から可愛がられ愛され、友達ができ成長する。子供の気持ちが分からない、悩む早歩に「血の繋がった親子でも、分からないもんだ」と言う十川弁護士。

同じ職場にいる女性が、預ける場所が無く職場復帰が遅れた、そういう話はリアルだねぇ。似たような境遇を持つ若い母親には、ぴったりハマる漫画だと思います。

いつもどこかが合いません

来週に挑む面接へ向け、今日スーツを買うと心に決める。数日前、何件か下見をした結果、ユニクロテーラードジャケットを買い、手持ちのパンツに合わせようと考えてた。

しかもジャケット、今日は割引価格で4,990円。混むとめんどくさいんで、オープンと同時に向かいます。

早速羽織ってみたら、なんかしっくり来ない。Mを着るとボタンがつるし、Lを着れば肩幅と袖丈が長い。

うーん、ジャケット選びはいつもこうだ。迷った結果、隣にある「紳士服AOKI」へ移動を開始。雑誌「BAILA」とコラボした、オシャレなスーツを発見。

高いけど、思いきり買っちゃおうと、心へ決めたのに、これまたスカートサイズが無い。ううむ、今度はイオンにあるショップで探す。一目ぼれしたやつがあったけど、セール品でパンツが存在せず。どこもかしこも使えないじゃんか!

お試しセットで丸く収まめよう

どう眺めようと変わらず、目前にある物体は、割れて散らばった急須。やっちまった、ばぁちゃん愛用アイテム落として粉々。

チラシを見ながら、可愛くほしいと話す姿が浮かび、お詫びを兼ね購入。チラシ片手に即行電話、一番早いお届け希望、何とか丸く納めたい。これから状況説明に向かう。話始めると、寂しそうな表情を一瞬浮かべたけど、笑顔で気にすんなと言ってくれた。期待し待つとさ。

うぅ、気を使わせちゃったな。挽回せねば、お別れする時間は、それほど遠くないからさ。一週間経過後、ピンポーンが鳴り、白い段ボールを受け取る。リビングで開封、期待の急須はめっちゃ可愛い!

想像以上に良い出来栄え、大喜びし、お茶を入れるよう促す。作戦大成功、これまで以上に毎日飲むペースがアップ。ずいぶん好きな味らしく、出費がかさむじゃん。

継続購入決定、自分で蒔いた種とはいえ、代償はお高くなりましたね。長生きせーよ。

衝動買いした言い訳を探す

「年齢に合ったアイテムを選ぼう!」そんな煽り文句の広告が目に付く。ふと今使っている物を思い浮かべてみると、そういえばティーンエイジャー頃から、同じやつを継続中。

特にトラブルも無かった為、変えよう等と考えもせんかった。でももう、変えた方が良いかもしれません。一度気になれば何となく不安に感じちゃうもんで、誘われるように広告を掲げる店へ入ってみた。

どうしようかと悩んでると、同い年ぐらいの美人スタッフさんが声を掛けてくれる。やっぱりこういう所に勤めている人は違うなぁ。そう感じながら凝視した事に気付き、やや慌てながら尋ねる。彼女が教えてくれる情報は、何でも信じちゃいそう。

実際プロだから信じてOKだろうけど。慣れた様子で話す説明は聞きやすく、時折質問もしながら色々教えて貰う。

憧れ女性像だった、やっぱりプロは凄い。店を出た私の手には、購入したアイテムがしっかり握られてます。衝動買いだけど、ちょっとでも理想へ近づけるなら良しとする。

厳かな雰囲気も馬の祭りで大切だよね

陽が傾きはじめた城下町にある石畳を、一人ゆっくり歩いてました。目的地は長い歴史を誇る山口県の馬の祭りです。

大名行列が練り歩く一帯には、古びた藩邸の壁に反射する夕陽と、静かな期待感が漂う。

歩道端に立つと、支える方達がそっと交わす合図が聞こえ、まるで舞台袖のような緊張感に鼓動が高鳴っちゃう。やがて低い太鼓が響き出発、蹄もリズムを刻み始めます。

銀色に輝く装束をまとった武者が進む山口県の馬の祭りは、まるで時代絵巻。ざわめきが静まる瞬間、頬を撫でる風に、心が不思議と澄み渡る。

合図が送られる度、行列はゆるやかに動き、めっちゃ雰囲気あり、歴史好きなら絶対訪れるべきよ。

終盤には櫓上から放たれた花火が夜空を彩り、星々とも呼応する美しさに息を呑む。全体的に丁寧な造りで、単なるコスプレイベントは違う、厳かな雰囲気を楽しめちゃう。

期待を胸に訪れたけど、山口県の馬の祭りはバッチリ上回ってくれた。終わったら宿で温泉に浸かり、旅を満喫する予定。美味しいご飯が待ってるぜ。

人が変わったようにテキパキ

昨日頼んでおいた写真、いくつ位集まってる?どなたか紹介していただこうと思って、連絡しましたが返事待ちです。

そんな大げさじゃなくて大丈夫よ。あなたがこれがだと思う施工例を、資料の中からいくつか抜き出せば完了するじゃん。んな事やってたら、どれだけ時間があろうが足りません。

先輩!時代にあった改築方法だと思いませんか?どれだけ見た目が立派で大きな家も、住みにくければ意味ないじゃないですか。ですから、良さをもっと分ってもらう為、出来合いじゃなく本物を載せる必要があるんです。

えっ、そっ、そうなん?じゃ本当に減築リフォームした図柄と、家族インタビューを取って来てほしい。期限は今週一杯だからね。

わかりました。何だアイツ、人が変わったように仕事やり始めたぜ。好きな娘でも?

バッケージが印字された段ボール

今日から新しいおもちゃ?いや違うか、英語教材が正しい表現よね。実際に我が家へ来てみると、さすがにデカい箱でビビるよ。評判は結構良いそう。

アピールしまくるバッケージが印字された、段ボールを開けると、ピッタリとハマってるサイズのカラーバージョンが出てきた。カッターで開封すれば、中身がギッシリ。

フルセットだから、すっげー量がある。でも全部出してみると、紙パズルは片付け用に別箱が付いてるじゃないか。うーん、仕方ないとは思うけど、入ってた分だけ置くスペースが必要になるとは、おそるべし。

最初は充電しないと動かないから、イタズラされない場所でやろう。山ほどあるパズルは正直重く、子供達が色んなところに散らしたら、回収が一苦労しそう。

遊ばせる前に、片付けをするように教育しとかねば。毎日散らかされたら、体が持たないよ。最悪も想定し、対策を考えておいた方が身の為だな。っと、そろそろ充電が完了する頃ね。

まっすぐ家に帰る気が起こらず

同期入社、早苗はもっぱら綺麗になったと社内で評判だ。同じ43歳、確かに30代に見えるかも、すごく若々しい。給湯室で彼女を捕まえ話を聞く。「実はね、プチ整形なんだ」

ボットクス注射すると、筋肉を麻痺させシワを無くせるらしい。ハリある肌を見れば、私も挑戦してみたいが、でも正直怖い。何となくまっすぐ家に帰る気が起こらず、立ち寄った本屋で雑誌をめくる。ふと目が止まった女医コスメ、未来アイテムだそう。

美容医療を扱うドクターが開発らしい。美容液でヒアルロンサン注入が出来るとある。これなら綺麗になれるかも、雑誌を買い家路を急ぐ。着替えもそこそこにページを開く。フィルムみたいなシートを、気になる部分へ貼るらしい。

頭の中では若返った姿へ、早苗をびっくりさせている。「よし!」電話口へ向かい、早速注文した。届く一週間後が待ち遠しい。